くわいの冷凍・冷蔵・常温保存方法と保存可能期間

くわい 冬野菜

くわいは、お正月のおせち料理に並ぶ縁起のいい食材です。正しく保存して美味しくいただきたいですよね♪

ゆと子(栄養士)
ゆと子(栄養士)

そこで今日は、くわいの冷凍・冷蔵・常温別に正しい保存方法と保存可能期間について解説します。

旬の季節や美味しいレシピ、縁起物のクワイの正しい調理法までお話しますよー

 

 

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くわいの常温での保存方法と保存期間

くわい

くわいの常温保存は、冬場に限って可能です。
ボール等に水を入れ、そこに洗ったくわいを入れます。そのまま冷暗所に保存します。保存期間は2週間ほどです。
しかし、室温が15度以上になる環境では、この保存方法は向いていません(ToT)
冷蔵か冷凍をオススメします!

くわいの冷蔵での保存方法と保存期間

まず、よく水洗いをして、水分を拭き取らずにキッチンペーパーや新聞紙で包みます。それをポリ袋に入れて冷蔵庫で保存します。この方法で、数日~1週間程度保存できます。
でも“もっと長持ちさせたい!!”という場合は、先ほど常温保存で紹介した直接水に浸ける方法があります。この方法で冷蔵庫の野菜室に保管すれば、2週間ほど保存できます(^-^)

くわいの冷凍での保存方法と保存期間

くわいはあくが強いのですが、下茹でをすれば冷凍保存できます。
洗ってから皮をむいて、米の研ぎ汁で20分ほど茹でます。よく冷ましてから、水分を取って保存袋に入れて冷凍してください。
冷凍したものを使う時は、解凍せずにそのまま煮ることができます!あく抜きも済んでいるので、とても便利です(*^-^*)

忙しい年末、下処理が済んでいるだけでも、おせち料理の準備が楽になります。早めにできる冷凍保存、オススメです(*^-^*)”

クワイは中国と日本でしか栽培されていません。中国のものは白クワイ、日本のものは青いので青クワイと呼ばれています。

クワイの解凍方法と調理例

全部使いきれない!という時には冷凍保存をしましょう。下処理をしてから必ず冷凍保存します。この状態で保存できる期間は約1か月です。1か月は保ちますが保存期間が長くなるとやはり味が落ちてくるので、早め早めに使ってしまうことをオススメします。
冷凍したクワイを使う時は、解凍せずにそのまま煮物などに使えます。

【クワイの煮物】

*材料
クワイ 8~10個
だし汁 300ml
砂糖 大匙1と1/2
醤油 大匙2

1.始めにクワイを下ごしらえします。
おしりの部分を切り落とし、先の茎の部分を1~2cmほど少し残す形で斜めに切り落とします。続いて、おしり側から包丁を入れ、クワイの形に沿って茎の根元まで皮をむきますが、茎は切り落とさないように注意します。切ったクワイは鍋に入れましょう。
2.クワイを入れて鍋にだし汁を入れて中火にかけ、沸いたら火を弱めて3分煮ます。途中アクが出てきたら軽くすくい取ります。
3.砂糖とみりんを加えて5分煮ます。
4.味の染み込みをよくするために、醤油は後から時間差をつけて入れ10分コトコト煮ます。
10分後にクワイに火が通っているかを竹串などを刺して確かめ、OKなら火を止めます。
クワイの頭が煮汁から出ている場合は、キッチンペーパーなどを上にかぶせそのまま冷まします。
一度しっかり冷まして味を染み込ませた後に食べることがポイントです。
※おせちなどには冷めたまま盛り付け、普段のおかずであればもう一度好みで温めてから盛り付けると良いです。冷蔵庫で3~4日ほど日持ちしますがなるべく早めに食べきりましょう(^^

クワイという名前だけで調理が難しそうなイメージがありますが、全然そんなことは無くいつも通り煮物を作る手順で、美味しく仕上げる事ができます。ぜひ試してみて下さい!

クワイの作り置きレシピと保存可能期間

【豚肉とクワイの簡単炒め】

*材料(2人分)
クワイ 20粒程度
豚肉薄切り 50g
おろしニンニク 半片
おろし生姜 半片
酒 大匙1
オイスターソース 大匙1
醤油 小匙1
塩コショウ 少々
小ネギ 少々

1.クワイと豚肉は食べやすい大きさに切ります。小ネギは小口切りにします。フライパンに油を熱しおろしニンニクとおろし生姜を炒めます。香りが出たら豚肉を加え色が変わったらクワイも加えます。
2.酒をふり、飛ばしながらオイスターソース、醤油、塩コショウで味付けをして完成です。お好みで小ネギを散らしましょう。

この料理は冷蔵保存で3日間保ちます。
生のクワイを使う時は、皮をむいてお米のとぎ汁で下茹でしてから使いましょう。にんにくと生姜の香りが食欲をそそる中華風の炒め物です。さらに肉はしっかりと加熱しましょう。水分を飛ばすように仕上げて味をしっかりと絡ませます。作り置きしたときは、再度しっかり加熱してから食べましょう!

【クワイせんべい】

*材料(3人分)
クワイ 3個
揚げ油 適量
塩 少々

1.クワイの皮をむき、3mmにスライスしたら水にさらします。
ザルにあげて水気を切り、キッチンペーパーで軽く水気をふき取ります。
2.ザルに並べて30分ほど天日で水分を飛ばします。水分が残っていると揚げた時に曲がる原因となります。
3.170度くらいの揚げ油で揚げます。軽く塩をふってお皿に盛り付けたら完成です。

クワイせんべいは薄くスライスしたクワイを揚げたシンプルな料理です。さらにはお酒の肴にもなるので、宅飲みする時などおもてなしで出すのもいいです!高温の油で揚げ始めると、すぐに焦げて真っ黒になってしまうので火加減に気を付けます。
もちろん、揚げたてが美味しいですがすぐに食べない時には冷蔵庫で保存しましょう!大体3日間は保ちますがあくまでも目安なので、湿気てしまわないうちに美味しく頂きましょう!冷蔵保存したものは、食べる前に再度トースターで温めなおしてくださいね(*^^*)

美味しいくわいの選び方

選び方としては、
芽がピーンと伸びていてしっかりと張りがあり折れておらず、ピンポン玉(直径4㎝)までの大きさで硬いもの
色が鮮やかで光沢を帯び、ツヤツヤとしたものが新鮮だと言われています( ´∀`)bグッ!
日本産は青みががっているのに対し中国産は白く、味も白くわいより青くわいの方が美味しいそうです!
ありきたりですが、傷の無いものの方がいいです(^^ゞ

黒くわいというのもあるのですが、親戚でもない全く別物なので気を付けてくださいね!

購入のねらい目は、年始に向けに若干の値上がりをするので、お正月を過ぎた1月末までがいいと思います!

クワイの旬や美味しい季節

クワイは水田などで育ち、クワイの収穫は9月頃から始まります。

春先まで続きますが年間流通量の大半は、11月下旬から1月頃に集中しています。なので11~1月までが旬と言えます。さらに年明けには一気に価格が下がり、手ごろな価格に落ち着くのでお買い得です!

縁起物のくわいの食べ方

今では、本格的におせちを作るご家庭は少なくなってますが昔は地域によって必ず入っていたり、お祝い事には欠かせない縁起物食材なんです。「芽が出る」と言われ出世につながる縁起物とお正月料理には欠かせないクワイです。縁起をかつぐ長い芽は、煮る時の下ごしらえの際に全部切ってしまわず、1㎝位は残して切りましょう。下ごしらえやアク抜きをきちんとすれば苦味がなく美味しく調理できます。切ってしまった芽も素揚げや炒めて、美味しく食べてくださいね(^^
直径4㎝程度までが目安と言われますが、味が変わるわけでもないので気にする必要はありません。地域によって異なりますが、関西では小さいものが好まれ、関東では大きいものが好まれるようです。
なお、芽が取れたものは出荷できないらしく…縁起物とは言え、もったいないですね。

 

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クワイのレシピ

【クワイの素揚げ】

*材料(2~3人分)
小さいクワイ 200g
塩 少々
揚げ油 適量

1.表面の薄皮を取って洗います。キッチンペーパーで水気をしっかりと取りましょう。
2.170度の油で5、6分揚げ、熱いうちに塩をふったら完成です。

シンプルイズベストという言葉があるように、このお料理もとてもシンプルですが手が止まらなくなる美味しさで、ついつい食べ過ぎてしまいます。揚げているので食べ過ぎには注意しましょう(*^^*)

【クワイの揚げ浸し】

*材料(3人分)
クワイ(小~中サイズ) 約20個
サラダ油 クワイの1/2浸る程度
麺つゆ 大匙1
みりん 大匙1

1.クワイは縁起物なので、芽を残したまま皮をむき、底を平らにカットします。側面は六角になるように皮をむきます。
2.油でじっくり揚げましょう。芋に近い食感のクワイですが水分が少ないので時間がかかります。辛抱強くゆっくり揚げましょう。
3.こんがりきつね色になり、気泡が小さくなったら揚げ上がりの合図です。油を切って麺つゆとみりんを混ぜたものに漬けて完成です。

小さいサイズのクワイでも揚げるのに時間がかかりますので、料理に使うクワイはなるべく小さいものを選んでください。

【煮しめのクワイ】

*材料
クワイ 小24個程
■水 2カップ
クチナシ 1個
□水 2カップ
砂糖 大匙2
白だし 大匙2
お茶パック 2枚

1.クチナシをペンチ等で割りお茶パックに二重に入れます。水2カップと合わせておきます。
2.芽の先を斜めに切り落とし、底の部分を平らにします。底の方から芽の方へ皮をむき、六方剥きにします。
3.鍋に、1とクワイを入れて中火にかけます。沸騰したら弱火にして10分煮ます。
4.鍋ごと冷ましお好みの色づきまで置いておきます。確認してみて良ければザルにあげます。
5.水2カップと砂糖、白だしを入れ混ぜ合わせます。
6.ザルにあげたクワイを入れ、中火で沸騰したら弱火にして10分煮ます。中まで火が通ったか確認して良ければ鍋ごと冷まします。

味付けは薄めなので、お好みで砂糖や醤油を足してみてください!
さらにこちらは冷蔵庫で3週間、保存が可能です。さらにジップロックに入れ空気を抜いたらそのまま冷凍庫で保存が出来ます。

・クワイの食べ方

まずクワイの選び方ですが、芽に注目します。芽がピンと伸びていてしっかりとした張りがあるものが新鮮です。芽がフニャっと柔らかくなっていたり、折れていたりするものは時間が経っているので、避けた方が無難でしょう。また丸い部分が硬く、色が鮮やかで皮がツヤツヤと光沢を帯びているのも新鮮さのバロメーターです。丸い部分を見て傷がないものを選ぶと良いでしょう!
サイズは大きいものを選びがちですが、大きくてもピンポン玉くらいまでのもの、重箱に詰める際には小さめサイズで購入しましょう。
クワイはアクが強いため、煮物にする場合は下茹でしてから使います。

【下茹で方法】

表面をよく洗い、芽を残す場合は折らないように注意して皮をむきます。煮物にする場合は形よく六法剥きにします。
芽の周りの皮を1~2枚はがしてきれいにします。芽を15㎝ほど残すようにして、先端をななめに切り落とし、底の部分も平らに切り落とします。
ボウルなどにたっぷりと水を張り、クワイをつけてアク抜きします。1時間ほどつけるのが理想的ですが、急ぐ場合はさっと洗って使います。
お米のとぎ汁を入れた鍋にくわいを入れ、火にかけます。沸騰してから10~15分ほど下茹でします。揚げ物に使う以外は、下茹でしておきましょう。
さらにクワイの代表的な料理として、
・甘く煮てお正月のお節料理や、煮物にもできます。
・炒め物の材用として使えます。
・丸ごと炭火で素焼きにしてもほくほくと美味しいです。
・薄くスライスして揚げ物にしても美味しいです。もちろん、丸ごと素揚げにしても!
上記に記載したとおり、いろんな調理法があるお野菜です。

クワイの雑学・豆知識

くわいの栄養素

クワイの主な成分は炭水化物であり、さらにはカリウムも豊富に含まれています。このカリウムにはナトリウムの排出を促して血圧の上昇を抑える働きもあり、高血圧の予防や筋肉の収縮をスムーズにする働きもあります。更に腎臓に溜まりやすい老廃物の排泄を促す働きもあると言われています。

くわいを漢字で書くと?

「慈姑」と書いて「くわい」と読みます。クワイは、一つの根にたくさんの子がついています。その姿が母親が子供を慈しみつつ哺乳しているように見えるため、それを姑にたとえて「慈姑」という字が当てられました。
世界で野菜として栽培しているのは原産地の中国と日本だけで、日本には奈良時代に中国から伝来したと言われています。

くわいの品種は?

さらに栗のような色の「大黒クワイ」を見たことはありませんか?日本のクワイとは別の品種で、中華料理で炒め物などに使われています。サクサクとした食感が特徴的です!
あまり一般的に出回っていない食材ではありますが、日本のお節料理に「芽出たい」として使われますので、これを機にぜひお正月にしか味わえないクワイを頂いてみてくださいね(^^♪

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